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  • 2019/05/30
  • MotorFan編集部

ルノー・メガーヌGTをフォルクスワーゲン・ゴルフGTIと徹底比較!「ライバル車比較インプレッション」

世界最高峰の戦い

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1000万円を超えるようなスーパースポーツは、確かに速い。とてつもなく速い。だが、際限なく速さだけを追い求めるよりも難しいことを、この2台は涼しい顔してやってのける。世界最量販カテゴリーをベースにし、快適性や経済性も最高レベルのものが求められ、そこに速さや官能性をも付加する。メガーヌGTとゴルフGTIの戦いは、スーパースポーツを超えた世界最高のショーである。

TEXT●大谷達也(OTANI Tatsuya)
PHOTO●宮門秀行(MIYAKADO Hideyuki)

走る楽しさを追求したメガーヌに軍配か

 今回、比較テストの相手として連れ出したのは、Cセグメント・ホットハッチの定番中の定番であるフォルクスワーゲン・ゴルフGTI。根っからのフランス車好きからすれば「ちょっとタイプが違うんだけれど……」と思われるかもしれないが、ルノー・スポールの担当者自らが「ゴルフGTIはメガーヌGTの直接的な競合車」と名指しするくらいだから、ベンチマークとして登場してもらう価値は充分にあるはずだ。

 最初にスペック関連をおさらいしておくと、ボディサイズはメガーヌGTのほうがやや長く、幅広い。メガーヌGTはホイールベースでもゴルフGTIを上回るが、全高はゴルフGTIのほうが35㎜高い。この辺が、低くて伸びやかなプロポーションのメガーヌGTに対して、ゴルフGTIは背筋がシャンと伸びたアップライトなスタイリングに見える一因になっているようだ。

 エンジンが4気筒ターボであることは同じながら、排気量はメガーヌGTの1618㏄に対してゴルフGTIは1984㏄と400㏄近くも大きい。この点はエンジン・スペックに如実に反映されていて、最高出力はメガーヌGTの205㎰に対してゴルフGTIは230㎰と強力。さらに、最大トルクもメガーヌGTは280Nmで、一方のゴルフGTIは350Nmと明確な差がある。発生回転を見てもメガーヌGTのほうが高めで、ゴルフGTIはより低い領域から幅広い回転域でより大きなパワーとトルクを生み出す傾向が見られる。

 フロントサスペンションはどちらもマクファーソンストラット式で同じ。ただしリヤはゴルフGTIの4リンク式のほうがメガーヌGTのトーションビーム式より“ぜいたく”。その差を埋めるべくメガーヌGTに採用されたのが4輪操舵のコントロールだ。その詳細な説明は別のページに譲るが、4コントロールは低速域で機敏な反応を示すだけでなく高速域におけるスタビリティ改善にも効果がある。このクラスで電子制御式4輪操舵を採用したのは、おそらくメガーヌGTが世界初だろう。

〈ルノー・メガーヌGT〉4コントロールの効果は絶大!

GTの名を冠しつつも開発はルノー・スポールが行なっており、都会的で大人びたエクステリアからは想像もつかぬほど、攻めて遊べるハンドリングを持つ。とくに4コントロールと呼ばれる4輪操舵システムの効果は絶大で、高速域での安定感と低中速域での機敏性を高レベルで両立させた。トランスミッションは7速EDC(DCT)のみとなっている。

最高出力:205㎰
最大トルク:280Nm
車両価格:334万円

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