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新型レヴォーグから次期スバルWRXを予想する。ボディサイズはエンジンは?

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2017年の東京モーターショーで発表されたVIZIV PERFORMANCE CONCEPT

東京モーターショーで発表された新型スバル・レヴォーグ。SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)を採用した新型スポーツワゴンだ。このレヴォーグのセダン版が次期WRXのベースになるわけだが、どんなクルマになるか予想してみよう。

そもそもWRXはレヴォーグのセダン版である

 スバルのハイパフォーマンスAWDスポーツカー、WRXはレヴォーグと同じく4代目インプレッサをベースにしている。4代目インプレッサのワゴンボディ版が現行レヴォーグ。そのレヴォーグのセダンボディ版が現行WRXである。


 まずは、現行WRXと現行レヴォーグを重ね合わせてみよう。

上が現行レヴォーグで下が現行WRX
重ね合わせると。赤がWRX 青が現行レヴォーグ

 同じプラットフォームで同じホイールベース(2650mm)だから、ボディ前半は完全に一致する。Aピラーの角度も、フロントオーバーハングも両車は同じだ。
現行レヴォーグ
ホイールベース:2650mm
全長×全幅×全高:4690×1780×1495mm

現行WRX
ホイールベース:2650mm
全長×全幅×全高:4595×1795×1475mm

 違うのは車高とボディ後半部である。

 パワートレーンはもちろん水平対向で
レヴォーグ:1.6ℓ直噴ターボ(FB16)/2.0ℓ直噴ターボ(FA20)
WRX S4:2.0ℓ直噴ターボ(FA20)
WRX STI:2.0ℓターボ(EJ20)
 である。

 これがWRXの基本的な成り立ちだ。

発表された新型レヴォーグのサイドビュー

 となると次期WRXは、当然東京モーターショーでお披露目された新型レヴォーグのセダン版になる。もちろん、プラットフォームはSGPを使う。レヴォーグのフルインナーフレーム構造もWRXは踏襲するだろう。

 発表された新型レヴォーグの元ネタが2018年のジュネーブ・ショーで発表されたVIZIV TOURER CONCEPTであること、そしてそのコンセプトカーがいかにして新型レヴォーグ(プロトタイプというが、ほぼ量産型と同じだと思われる)になったか、についてはこちらの記事で分析した。

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 WRXの成り立ちを考えると、この新型レヴォーグのセダン版がどうなるか、を考えればいい。それを示唆したのが、2017年の東京モーターショーで発表されたVIZIV PERFORMANCE CONCEPTである。

VIZIV PERFORMANCE CONCEPT

VIZIV PERFORMANCE CONCEPT

 このVIZIV PERFORMANCE CONCEPTのボディサイズは
全長×全幅×全高:4630×1950×1430mm ホイールベース:2730mmだった。

 このVIZIV PERFORMANCE CONCEPTは、2018年の東京モーターショーでSITバージョンとも言えるVIZIV PERFORMANCE STI CONCEPTへ発展した。

 次に、2018年3月のジュネーブ・ショーで、VIZIV TOURER CONCEPTが発表された。

VIZIV TOURER CONCEPT

 このVIZIV TOURER CONCEPTのボディサイズは、全長×全幅×全高:4775mm×1930mm×1435mm ホイールベース:2730mmだった。
 明確にVIZIV PERFORMANCE CONCEPTのワゴンボディという位置づけだ。

3モデルを時間軸で並べてみた

 時間経過では
2017年10月 VIZIV PERFORMANCE CONCEPT
2018年3月 VIZIV TOURER CONCEPT
2019年10月 新型(次期)レヴォーグ
 となる。
 本来、順番で考えればレヴォーグの次期型の前にWRXの次期型が登場するのが自然である。ということは、もちろん次期WRXはすでにほぼ完成している、と考えた方がいい。

VIZIV PERFORMANCE CONCEPTとVIZIV TOURER CONCEPTを重ね合わせてみた

VIZIV PERFORMANCE CONCEPTとVIZIV TOURER CONCEPTを重ね合わせてみた
ボディ前半を見てみる。次期WRXは間違いなくこのホイールアーチの形状とブラックのアーチモールがつくはずだ
後半を見てみる リヤフェダーの張り出しも次期WRXが踏襲するだろう

次期WRXのお披露目される時期はいつか?

 となると、我々の目の前に登場してくれるタイミングはいつか? 
 もっとも早いタイミングは
2020年1月 東京オートサロン
 である。日本のファンにとっては、日本で発表してほしい、という想いもあるのは当然だ。
 次は
2020年3月 ジュネーブ・モーターショー
2020年4月 ニューヨーク・モーターショー
2020年4月 北京モーターショー
2020年6月 デトロイト・モーターショー
 となる。

 スバルにとってもっとも重要な市場は言うまでもなく北米。となると、4月のニューヨーク・モーターショーが最有力だと予想する。EJ20(北米ではEJ25)のファイナルモデルが発表されたところでもある。EJ型の最後の需要を見届けた来春に次期WRXが登場するだろう。

次期WRXのボディサイズは?

上からVIZIV TOURER CONCEPT、中が新型レヴォーグ、下がVIZIV PERFORMANCE STI CONCEPT。となるとその下にくる次期WRXが予想できる?

 そのボディサイズだが、当サイトでは
新型レヴォーグ予想サイズ
全長×全幅×全高:4710mm×1800mm×1480mm ホイールベース:2670mm
とした。
 となると
新型WRXのサイズは
全長×全幅×全高: 4630mm×1840mm×1450mm ホイールベース:2670mm
と予想する。

 全長は、VIZIV PERFORMANCE CONCEPTの4630mmと同じ。ホイールベースは新型レヴォーグの予想サイズと同じ2670mm。全幅はコンセプトの1950mmというのは現実的ではないので、1840-1850mm)と予想する。
 すべては2017年のVIZIV PERFORMANCE CONCEPTから始まっている。このVIZIV PERFORMANCE CONCEPTに次期WRXがどこまで受け継げるか、ということになるだろう。

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