K-EV concept X style
三菱が2022年度の初頭に発売を予定している軽EVが姿を現した。K-EV concept X styleという車名に「コンセプト」の文字は入っているものの、ショーモデルとしての加飾をのぞいては、ほぼ市販モデルと考えてよさそうだ。

見た目は、ガソリン軽自動車「eKクロス」とほとんど同じ。異なるのはフロントグリルとフォグランプ、ホイールのほか、EVのバッジがつく程度。また、当たり前だが給油口は給電口に改められており、普通充電と急速充電のポートが縦に並んでいた。




カラーリングはショーモデルならではのもの。マットブルーはクールかつソリッドなイメージを表現したもので、電気自動車のモーターコイルをイメージしたルーフのカッパーとの2トーンカラーとなっている。

また、フロントバンパーやボディサイド、リヤゲートにあしらわれたXの文字は、軽ハイトワゴンにSUVテイストのスタイリングをかけ合わせたことと、さらにEVの魅力をかけ合わせたことを象徴しているそうだ。

三菱が発表した2021年8月のリリースによると、軽EVのサイズは全長3395mm、全幅1475mm、全高1670mm。総電力量20kWhの駆動用バッテリーを搭載し、V2H機器を介して住宅などに給電することも可能だという。気になる価格は、補助金などを含めると約200万円からとなる見込みだ。


三菱の新型軽EVが街中を走り始める日はもうすぐだ。


