トリプル・ドムのジェットストリームアタックのごとし! 北米マツダの7月セールスはSUV3台が絶好調

CX-30とCX-5とCX-9
2021年7月のマツダの北米セールスは、SUV(CX系)が絶好調だった。
北米マツダが21年7月の販売台数を発表した。CX-30、CX-5、CX-9の3台がいずれも7月としては過去最高のセールスを達成するなど、トリプル・ドムによるジェットストリームアタック並みに活躍。北米マツダ全体では3万2739台を記録したが、これは前年同月比35.9%増という好調ぶりだ。

V字回復の北米市場がマツダの黒字化に大きく貢献

北米マツダ(Mazda North American Operations)の勢いが止まらない。21年3月に前年同月比104.2%増(3万1991台)を記録した後、4月は同184.4%増(3万1117台)、5月は同69.2%増(4万2187台)、6月は同28.7%増(3万2605台)と好調をキープしている。

7月はどうだったのかというと、この月も前年同月比35.9%増の3万2739台という好成績を残した。これは北米マツダにとって7月としては過去2番目に多い販売台数だ。特に貢献したのはCX-30、CX-5、CX-9の3台。CX-30は5598台、CX-5は1万6299台、CX-9は3264台と、いずれも7月としては過去最高の販売台数を記録した。

マツダCX-30
マツダCX-30
マツダCX-5
マツダCX-5
マツダCX-9
マツダCX-9

SUV勢の陰に隠れてはいるが、マツダ3とマツダ6も好調。また、MX-5(日本名ロードスター)の1226台という販売台数は、2006年以来最高の7月実績である。

マツダMX-5
マツダMX-5(日本名ロードスター)

7月30日に発表した2021年4〜6月期連結決算では、約261億円の営業利益を達成したマツダ。約452億円の赤字だった前年同期からはV字回復を果たしたが、そこに大きく貢献したのが急速に回復した北米市場だ。

半導体供給不足の影響で北米での在庫も少なくなっているが、売れ筋モデルにフォーカスして商品供給を行うことで販売を伸ばすことができたという。

とはいえ、マツダも今後の状況を楽観視しているわけではなく、通期の業績予想は据え置いている。半導体不足や原材料価格の高騰、新型コロナの再拡大など、不透明な要素が少なくないからだ。本当の勝負はこれから、といったところだろう。

北米マツダ・車種別販売台数【2021年7月】

MAZDA3:3927台(+21.5%)
MAZDA6:1778台(+48.3%)
MX-5 Miata(ロードスター):1226台(+76.1%)
CX-3:647台(−32.5%)
CX-30:5598台(+47.8%)
CX-5:1万6299台(+37.2%)
CX-9:3264台(+39.8%)
トータル:3万2739台(+39.8%)
※( )内は前年同月比

著者プロフィール

長野 達郎 近影

長野 達郎

1975年生まれ。小学生の頃、兄が購入していた『カーグラフィック』誌の影響により、クルマへの興味が芽生…