注目度急上昇中のキャンプギアブランド
キャンプギアの中でも、焚き火や調理に関わる用品は、主にスチールやステンレスといった金属素材が主流となっている。そのため、大手“オシャレ”キャンプ用品メーカーの多くは自社工場ではなく、協力企業に製造を委託していることが多い。もちろん、それら企業は金属を主に扱っているため品質には問題がないのだが、中にはコストを優先した結果、何度か使用すると使えなくなってしまうものもある。そんなキャンプギア業界に新たな風を呼び込んだのが、マフラーメーカーとして有名な「フジツボ」だ。

熱効率の良いSPHCスチールを素材に採用。耐熱塗装で仕上げることで長く美しい状態をキープしてくれる。
素材を知り尽くした金属加工の匠
アウトドア好きの社員が思いつきで提案したことから、トントン拍子で製品化が進んだという「スミス スソノ」ブランド。その魅力は、マフラーメーカーらしい個性的なデザインはもちろん、長く使い続けられる耐久性にある。
というのも、エンジンが発生する排気ガスは車両によっては1000℃にも達することがある。この高温を長期間受け続けても機能を損なわない製品作りのノウハウは十分に蓄積されている。熱が加わっても変形して組み立てられなくならないよう、使用する素材に至るまでその特性を熟知しているのだ。なお、炭火が発生する表面温度も瞬間的ながら最高で1000℃ほど。排気ガスの温度と比較しても、長年の経験を活かして高品質を実現できるのである。

フジツボらしくサイレンサーをそのままBBQコンロとしてデザインに取り入れている。サイズは1〜2名に最適なスタンダードから、ワイド、ロングの3タイプを用意。
クルマ好きが楽しめる個性派デザインの数々
ちなみに、スミス スソノのネーミングは、鍛冶屋を表すスミスにステンレスのSUSと、フジツボの所在地でもある裾野市を掛け合わせたもの。この名前から見ても、金属加工に絶対の自信を持つ同社のプライドが表れているというわけ。
こうして誕生したスミス スソノは現在、着実にそのラインアップを増強している。中でも、マフラーをモチーフとしたユニークなギアはクルマ好きには堪らないアイテムでもある。さらに、今後はスモーカーやピザ窯、バイオエタノールランプなどキャンプシーンを楽しませてくれるアイテムを続々と企画中。キャンプが熱狂的なブームから本格的な趣味へと移行した今だからこそ、使うギアにこだわってみるのもオススメだ。

まるでマフラーから排気されているかのような見た目が楽しいアイデア調理器具。グリルでの焼き料理ばかりではなく、調理の幅を広げてくれる。
