後付けの充実装備の魅力
市販ナビの魅力は、目的地まで案内するだけでなく、画質や操作性、音質まで含めて、自分が求める車内環境を選べることにある。なかでもフローティングタイプは、限られた取り付スペースでも大画面を導入でき、画面が手前に配置されるため、視認性や操作性にも優れる。
ケンウッド彩速ナビ『MDV-MX12F』は、ミニLEDバックライトによる高輝度、高コントラスト表示が特徴。日差しの強い車内でも見やすく、ナビ画面から映像まで鮮明に描き出す。一方、パナソニック・ストラーダ『CN-F1X10C1DA』は10V型有機ELディスプレイならではの深い黒と鮮やかな発色、薄型画面を生かした上質な表示が魅力だ。市販品なら、こうした画面方式やナビ機能、AV性能の違いを比較し、自分の好みに合う1台を選ぶことができる。

地図カラーを刷新し、さらに見やすく進化。10V型という大画面で、漆黒もくっきりきれいな、有機ELディスプレイを採用。発色の美しさ、そして本体の薄さが魅力。フローティングゆえの大画面と、手前に配置されたことによる操作のしやすさ実現。
スマートフォンをナビや音楽再生の中心に据えるなら、ディスプレイオーディオも有力な選択肢となる。
ケンウッド『DMX7509XS』は、1DINボディに9V型HD画面を組み合わせ、上下左右の位置や角度を調整できるフローティング機構を採用。カロッツェリア『DMH-SF600』も1DINサイズながら9V型画面を備え、ワイヤレスアップルカープレイ/アンドロイドオートに対応する。

1DINボディに9V型HDパネルを採用。この大画面を手元近くで操作できるのが魅力。上下左右と自在に角度調整できるフローティング機構と、ワイヤレスApple CarPlay/Android Auto、HDMI入力を備える。

1DINボディに9V型フローティング画面を採用。高音質DSPを備え、スマホとワイヤレス接続してApple CarPlay/Android Autoが利用でき、専用アプリでの操作も可能。「COCCHi」を利用すればカロッツェリアナビと同等の使い勝手となる。
ディスプレイオーディオは内蔵ナビを持たない分、地図やアプリの進化をスマートフォン側で取り込める点も魅力となる。
可能性を広げることができる市販ラインナップ
さらに、市販品の楽しさは画面本体だけでは終わらない。カロッツェリアの車載Wi-Fiルーター『DCT-WR200D』を加えれば、複数の端末を接続し、同乗者が音楽配信や動画視聴を快適に楽しめる。

ドコモのLTE回線を使い、通信容量無制限で最大5台を同時接続できる車載Wi-Fiルーター。走行中の通信を前提に低料金設定したものだが、停車中も一定時間使え、家族や同乗者がナビ、音楽、動画視聴を車内で快適に楽しめる。
またデータシステムの『TV-KIT』は、純正画面を生かしながら、走行中も同乗者がテレビを視聴したり、目的地を設定したりできるようにする。純正ディスプレイが車両設定や安全機能と一体化し、交換できない車種でも、こうした周辺機器を加えることで機能を補い、楽しみを広げられる。

新型日産キックスの12.3インチNissan Connectに対応。装着により走行中も同乗者向けにテレビ視聴や目的地設定ができ、自車位置も正常に維持。カプラーオンで配線を傷つけず、切替式とビルトイン式を用意する。
慶洋エンジニアリングの『APPCAST』は、対応する純正ディスプレイに接続するだけで、動画配信サービスやアンドロイドアプリを利用可能にするアイテムだ。

ワイヤレスCarPlay対応車に接続するだけで、動画配信や音楽、最新地図などのAndroidアプリを純正画面で利用可能に。スマホのテザリングにも対応し、いつもの車内を手軽に多彩なエンタメ空間へ変えられる。
交換できるクルマには市販ナビやディスプレイオーディオを選び、交換できないクルマには通信機器やAIBOX、TVキットなどを追加する。車両の条件に合わせながら、画面、通信、映像、スマートフォン連携を自分好みに組み立てられることこそ、市販ディスプレイ用品の大きな価値なのである。