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  • 2018/09/04
  • ニューモデル速報 小泉 建治

激走1200km! 新型ルノー・メガーヌR.S.で燃費計測【Renault Megane R.S.】

東京〜岩手───真夏の東北を訪ねる旅

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日本に上陸したばかりの新型ルノー・メガーヌR.S.で、早速ロングドライブを敢行した。
FF最速を標榜し、サーキット走行に主眼を置いて開発されたスポーツカーだが、
ルノーであるからにはツアラー性能にも期待を抱いている人は少なくないはず。
ここでは燃費性能にフォーカスしたレポートをお届けしよう。

TEXT●小泉建治(KOIZUMI Kenji)
PHOTO●平野 陽(HIRANO Akio)

ルノーといえば高いツアラー性能がウリ

 ニュルブルクリンク・ノルトシュライフェにおける世界最速FFスポーツの座を奪還すべく、全面刷新を受けて登場した新型メガーヌR.S.は、当然ながらサーキット走行でこそ本領を発揮する。

 とはいえ、我々のような一般的なユーザーは年中サーキットに通えるわけではなく、普段使いの割り合の方が高くなるのは当たり前だ。そしてルノーと言えば、しなやかな足まわりと懐の深いシャシー、そして超絶シートがもたらす高いツアラー性能で知られ、メガーヌR.S.にもそんな一面を期待している人は多いはずだ。

 そんなわけで、「ルノー・メガーヌR.S.のすべて」の取材も兼ねて東京から岩手まで、1200kmのロングツーリングに出掛けたのである。本記事では、そのなかで燃費計測にのみテーマを絞ってレポートをお届けしよう。

基本的な意匠は先にデビューしたメガーヌGTと共通だが、随所に鮮やかなレッドが配色され、スポーツムードが高められている。

燃費は気にせずメリハリある運転で走る

 東京都新宿の編集部を出発し、中野長者橋インターチェンジから首都高速に入る。乗員はドライバーである筆者と、助手席のカメラマンで、体重はそれぞれ75kgと73kgだ。荷物はカメラ機材と一泊二日の着替えなどを合わせて約30kgである。取材を行った7月下旬は35℃を越える猛暑日が続いており、エアコンの設定温度は19〜23℃であった。

 浦和料金所から東北自動車道に入る。料金所ダッシュで少々アグレッシブな加速を堪能し、追い越し時にはしっかりアクセルを踏んで手短にすませるなど、この区間ではメガーヌR.S.のオーナーになるであろうドライバーの標準的と思われるメリハリのある運転を心掛け、とくに燃費は意識せずに走り続けた。

 最初の目的地である七ヶ宿〜楢下宿エリアに向かうため、国見インターチェンジで降りる。ここまでの走行距離は310kmで、平均速度は88km/h、そして燃費は14.5km/Lであった。

福島県から宮城県を通って山形県に抜ける七ヶ宿街道沿いには、ご覧のような茅葺き屋根の住居をあちこちで目にすることができる。白川郷や五箇山と異なるのは、ひとつの集落として保存されているのではなく、あくまで個々の住居として点在しているということ。それだけに観光地化されておらず、素朴な雰囲気が味わえる。

峠道でも意外と燃費の落ち込みは少ない

 国見インターチェンジからは県道46号線を抜け、国道113号線で七ヶ宿へ。県道46号線は県道ならぬ険道といった風情で、センターラインのないタイトでツイスティな峠道だ。アップダウンもきつく、当然ながら燃費には厳しい。

 七ヶ宿から楢下宿にかけてのエリアは茅葺き屋根の住居が散在し、白壁の蔵や石造りの橋などと合わせて昔ながらの町並みを色濃く残している。茅引き屋根というと白川郷や五箇山や美山が有名だが、これらはいずれも国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。一方、七ヶ宿や楢下宿はそうした指定を受けておらず、圧倒されるような壮大な町並みというわけではないが、観光や保存のためではなく、あくまで人が住むために存在し続けてきたその姿には、それはそれでリアルな日本の原風景を感じさせられる。

 楢下宿からは東北自動車道に戻るような形で蔵王エコーラインに入る。こちらもコーナーの多い峠道だが、県道46号線から楢下宿に至る区間と比べると道幅が広く、カーブもそれほどきつくない快走路だ。

 村田インターチェンジから東北自動車道に再び入る。国見インターチェンジからここまでの走行距離は151kmで、平均速度は41km/h、燃費は12.8km/Lだった。高速道路に対し、意外と落ち込みが少なかったのが印象的だ。

七ヶ宿から楢下宿にかけては、茅葺き屋根の住宅、白壁の蔵、そして写真のような石造りの橋などが多く見られる。鮮烈で存在感の強いメガーヌR.S.のエクステリアだが、こうした古き佳き日本の風景とも意外なマッチングを見せるのが面白い。

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