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すでに成熟の域に達したかと思われた ドライブレコーダー市場ではあるものの、2022年はその機能性が次なるステップに到達した1年といっても過言ではない。高画質競争はひと段落し、次なる一手として記録範囲の拡大に注目が集まった。
これまで定番として親しまれた前後2カメラだけでなく、360度カメラにリアカメラを追加して前後左右をフルカバーできるモデルが、各メーカーから次々と投入されてきたのだ。
従来の360度モデルでは相対的に手薄だった後方記録を補完できるため、より安心感が高まる。さらに道路上で起こる交通トラブルだけでなく、駐車中のドアパンチや当て逃げなどの被害記録に対する貢献度も大きい。
また、後続車両からの煽り被害を自動で記録するモードの搭載も、2022年のトレンドと言える。まさに安心のための装備として一段進化しているというわけだ。
4G通信を活用し映像保存と音声通話も可能に
こられの進化に加え、さらに安心感を上乗せするのがCOMTECの『ZDR059』だ!
4G LTE通信機能を搭載するため、万が一のトラブルを記録したうえで、画像や映像をクラウドに自動アップロードしてくれる。クラウド保存されたデータは専用アプリを使用すればスマホなどで視聴することができ、さらにアプリ経由で通話もできる。万が一の際を見越し、車内に向けて声掛けできる機能性は見どころだ。
エンジンオンでの起動時やエンジンオフでの終了時には、アプリへの通知や位置情報の表示し、さらに画像確認などを行うことができるのもポイントとなる。
これらの見守り通知機能は、自分自身だけでなく、高齢者や免許取り立ての子息など、運転に不安を抱える家族の動向を見守る上で安心材料になる。他モデルの追随を許さない最大の特徴といえるだろう。
高画質記録を可能にする高い素養も見逃せない
もちろんこの機能性とともに高画質対応の記録性能も充実。フロントの360度カメラは460万画素の高精細に達し、夜間も明るく映し出すSTARVISを採用している。さらにHDR/WDRも搭載するため、あらゆるシーンで高画質を担保してくれるというわけだ。
リアカメラも、後続車のナンバーが読み取れるように200万画素のフルHD画質を採用している。記録画質も安心スペックを搭載する、まさに現代のトップエンドと呼べる存在だ。
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