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スカイラインと言ったら6発というイメージが強いけれど、4発搭載のR30も人気車のひとつ。ここではイカしたチューニングか施されたL6搭載のハコスカと、FJ搭載の鉄仮面を見ていこう!
前後にオバフェン! 昭和47年式 KGC10スカイライン
このハコスカ、よーく見るとエンブレムが一つもない。ピラーバッチにこそスカイラインマークが残るけど、基本的にエンブレム無し。おかげで独特のエッジの効いたフォルムが全面に押し出されている。
足まわり
フロント7.5J、リヤ8Jのタイヤはワタナベに、それぞれ225/50-15、225/55-15というサイズを装着。足回りは、フロントにラバーソウル全調式車高調、リヤはGABダンパー。
エンジン
L28(N42)改3.0ℓ。ポート拡大、カム75度12.6㎜リフト、亀有9000回転対応強化B/S、亀有88.5φピストン、L28コンロッド&クランク、ニスモメタル、亀有90.5φ1.0㎜ヘッドガスケット、圧縮比10.5。ソレックスは44φを装着。
室内
シフトレバー前にあるハズのワイパースイッチ類が無い。実はコラムカバー右下側に移設されている。エンジンキーはノブに替えられていて、キルスイッチもある!
左右ダットサンフルバケでスパルタンなコクピット。
ガンメタツートンの後期鉄仮面! 昭和59年式 DR30スカイライン
オーナーはこれが3代目の鉄仮面。白→赤/黒ツートン→ガンメタ/黒ツートンと乗り換えてきた。男っぽい色がお気に入りなのだ。
足まわり
ホイールはBS製ダウンヒルスペシャル。特注の4穴用! ホイールはフロント&リヤともに7J。タイヤは205/55-16を装着。
エンジン
再塗装されて美しく仕上がったFJ20ETは、DR30に強いジェネシスオートによるオーバーホールを受けている。基本的にノーマルだが、リフレッシュされてFJ20の素性の良さを十分に楽しめるクルマになっている。
室内
チェック柄のフロアマットが、無機質な車内にプチ軽快感をプラス。有機的なデザインのシートとともに、車内の雰囲気を一新してくれている。
シブく、かつ艶かしい曲面が特徴で、一見BNR34風でもあるシートはラバーソウル製。DRの直線基調のインテリアにもバッチリ似合う。
今回紹介したスカイラインの記事は、様々な国産旧車の記事や情報を満載の令和に残るクルマ改造雑誌『G-ワークス』(毎月21日発売)に掲載された記事からの引用・転載になります。