SUVのスタイリッシュなイメージに合うように工夫された流麗なデザインと、静粛性や耐摩耗性といった性能を高い次元で両立している点が評価
1957年に創設されたグッドデザイン賞は、総合的なデザイン評価・推奨を行なう日本で唯一のデザインアワード。有形無形を問わず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、日本屈指のデザイナーや建築家などから構成される審査委員会の評価に基づき贈られる。
今年度受賞した「プロクセスCL1 SUV」はSUVの快適な走行をサポートするため、トーヨータイヤ独自のタイヤ設計基盤技術「T-MODE(ティーモード)」を活用して、トレッド部の溝や切り込み、ブロックなどを非対称に配置して機能を分担するパターンデザインを採り入れている。SUVのスタイリッシュなイメージに合うように工夫された流麗なデザインと静粛性や耐摩耗性といった性能を高い次元で両立している点が評価された。
審査員の評価コメントは以下のとおり。
「低燃費と静粛性にこだわったタイヤであることが、見た目からも伝わってくる。トレッドに刻まれたラインは、風のそよぎや水のせせらぎを思わせるような、優しい曲線を描いており、上質な乗り味を提供してくれそうに感じる。左右を非対称とし、外側、中央、内側それぞれの溝を異なる形とすることで、摩耗対策や操縦安定性向上などに配慮している点も見逃せない。日本製タイヤらしい技術とデザインの高度な両立を具現化した製品である」