目次
第3位:BMW iX
「新時代を感じさせるが、走り出せばすぐなじめる」
最新のEVというだけでなく、デザイン、パッケージング、ユーザーインターフェース、そして、パワートレインなどすべてにおいて、新しい時代の到来を感じさせてくれるのがBMW iX。正直なところ、説明を受けないと走り出すのも手間取りそうだが、その世界に入り込んでしまえばとても居心地が良く、すぐになじむことができた。BMWらしく走りはスポーティで、SUVであることを忘れさせる落ち着いた乗り心地もうれしい。
第2位:アウディ RS e-tron GT
「スポーツカーとしてもラグジャリーセダンとしても使える」
各社から続々とEVが発売されているが、パッケージングが有利であり、また、流行のスタイルということで、SUVタイプのEVが多いのが現状。ただ、EVといえども背の低いクルマに乗りたいと思う私としては、4ドアクーペスタイルのアウディ e-tron GTはまさに理想の一台。欲をいえば、ポルシェ・タイカン ターボSに迫る圧倒的な加速を見せるRS e-tron GTがいい。
RSを名乗るけれど、大人しく走ればラグジュアリーセダン顔負けのジェントルさを見せるだけに、スポーツカーとしてもラグジュアリーセダンとしても使えるこのクルマは万能のEVといえる。
第1位:フォルクスワーゲン・ゴルフ
「GTIはワインディングを駆け抜けたくなるホットハッチ!」
ヨーロッパでの発売から約1年半遅れで、ようやく日本でも販売が開始された8代目ゴルフ。シャープなデザインもさることながら、マイルドハイブリッドシステムが組み合わされるガソリンエンジンはその燃費の良さに圧倒され、新開発のディーゼルエンジンはNV特性が大幅に向上してうれしいかぎり。さらに、GTIは旧型以上にハンドリング性能が高まり、ワインディングロードを駆け抜けたくなるホットハッチに仕上がっていた。
2022年には待望のRが登場予定で、「どうせ買うならゴルフRヴァリアントかなぁ」などと妄想する日々が続いている。
2021年に買って良かったモノ:ライカ・エルマー M 50mm F2.8
数年前からオートフォーカスに対応しない古いレンズを、最新のカメラと組み合わせて楽しんでいるが、「いつかはクラウン」みたいな気持ちで手に入れてみたかった「ライカ」をついに購入。25年前の中古で、エントリーグレードではあるが、映りは良いし、いちいち手動でピントをあわせ、時間をかけて撮影するのも楽しく、どことなく古いマニュアル車で遊んでいるのに似ている。