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大車林の「シャシー」のキーワード1030件


断熱圧縮とは、気体を断熱的に圧縮すること。例えばエアコンプレッサーのシリンダー内にピストンを急に押し込むときのように、壁への熱損失が無視できるような急激な圧縮をいう。気体は一般に、周囲からの熱の出入りがなくても体積が膨張すると温度が下がる。この現象を断熱膨張といい、体積を圧縮すると温度が上がる現象を断熱圧縮というが、このような変化を断熱変化という。これは圧縮するときにした仕事が圧力エネルギーと...
ワイパーの初期作動に連動してウォッシャー液を自動噴射する機能と、ワイパーの間欠作動機能をあわせもったワイパーシステム。上級車に多く採用され、近年ではワイパーの間欠時間を調整できる、時間調整式間欠ワイパーを組み合わせたものが多くなっている。
キャンバースラストはキャンバー角にほぼ比例するが、その比例定数、すなわちキャンバー角1度当たりのキャンバースラストの大きさをいう。わだち路においては自重で斜面を下ろうとする力に対して、キャンバースラストは斜面を上る方向に作用する。両方の力が釣り合うのは、1-Cs÷W(CS:キャンバースティフネス、W:車輪荷重)がゼロのときで、その値が大きくなるほど横方向への力が大きくなり、ワンダリング性能を損なう。一般に...
ブラックタイプの一般的なプライバシーガラスに対し、可視光線透過率を2倍に高めて車内の明るさを確保した、グリーンタイプのプライバシーガラス。日射や紫外線の透過率は高熱線吸収UVカットガラスの約半分に低減している。ホンダ・アヴァンシアがバックドア、リヤドア、トップライト、リヤクォーター部の各ガラスに採用。
上部がカットされた円錐形をしたコイルスプリングのこと。ピッチ角が一定のばねと、ピッチが一定のばねがある。非線形コイルばねの一種であり、外形は円筒形、円錐形、部分円錐形、たる形がある。ばねを圧縮していくと、コイル径の大きいほうから線間接触が始まり、それ以降、順次線間接触が進む。線間接触した部分はばね作用がなくなるので、線間接触が進むにつれてばねが硬くなるという非線形ばね特性をもつ。サスペンション...
ボールスクリュー式採用以前のトラック、バス用ステアリングギヤボックスの方式。ステアリングシヤフトのヒンドレーウォームギヤ(カム)がローラー外周の連続歯面と噛み合う構造のステアリング減速機構。ギヤ歯面の担荷力、加工精度、生産性は、ボールスクリュー式におよばない。また当時、乗用車用などに、シャフト先端のウォームねじと、これに作用するピンとアームを備えたクロスシャフトからなるウォームピン式や、ボールス...
サスペンションの車両横方向に対する剛さを表すもの。実際には横力に対してロールが必ず、発生するが、これを支える左右ばねの間隔が前後より狭いので、影響が大きい。データの使用目的に応じて、ロールの横成分を含むか含まないかを区別する必要がある。サスペンションコンプライアンスは、ロールステアにも影響する。タイヤの横変位や車軸を含めた傾斜変化は、横力の有無にかかわらず、リンクジオメトリーで変化することも考...
路面からのショックがステアリングホイールに伝わること。ラック&ピニオンの場合はとくにこの性質が強いが、これはシステムとして力の逆向きを許す、いわゆる可逆性であるため。キックバックがあまり大きいと危険だが、ある程度のものは路面状況をドライバーに伝えるステアリングフィールとして必要である。
スカイフック理論に基づくサスペンションのダンパー(ショックアブソーバー)の代わりに、エアダンパーを使用しているタイプのサスペンション。コンピューターに制御されるエアダンパーの圧力によって、乗員数、積載量にかかわらず車高を一定に保ち、常に安定した走行ができる。
パワーステアリングは、人力式のマニュアルステアリングに対して操舵力を補助軽減するために、倍力装置を備えたかじ取り装置方式の総称。動力方式から、油圧式、空気式、電動式がある。古くから使用され、普及がもっとも進んでいる油圧式の場合は、油圧ポンプ、アクチュエーター、制御バルブなどの付属部品からなる。油圧式の特徴は、高い圧力でコンパクトな構造になること、油圧ポンプの動力損失を補うために、スプールバルブ...
ステアリングギヤで変換された揺動または直線変位を、かじ取り車輪に伝達するシステム。ステアリング装置のなかで、ステアリングギヤを中心としてみたときに、それよりタイヤ側に属する部分の機構をいう。車軸懸架式は、左右のナックルアームを1本のタイロッドで結ぶクロスロッド式が多い。ベルクランクを用い、タイロッドを中央で分割して一方のアームに接続し、他方のアームをドラッグリンクにつなぐセンターアーム式もある。...
ショックアブソーバーからの入力と、コイルスプリングおよびバンプストッパーからの入力を切り離して、2系統で別個に受ける構造のストラットマウントのこと。ロードノイズなどの発生源となる高い周波数の微振動入力の伝達を抑えるために、ショックアブソーバーのマウントは軟らかめで、大きな荷重が作用するコイルスプリングおよびバンプストッパーを受けるマウントは硬めに設定する。それによってマウントの強度、耐久性や操縦...
ボールやローラーベアリング、歯車などの接触面に繰り返し大きな荷重を受けるとその領域に金属疲労、すなわち転がり疲労が発生する。エンジンの高出力化によってエンジンおよびトランスミッションなどパワートレインへの負荷が増大している。トランスミッシヨンの歯車では歯面にかかる圧力が高くなってクラックまたは剥離が発生する。これが転がり疲れによる損傷で、表面の比較的浅い箇所で薄く剥離するのがピッチング、やや深...
大型車の補助ブレーキの一種。通常のエンジンブレーキでは、圧縮行程時のピストンには圧縮空気による負荷がかかるが、膨張行程では逆にピストンを押し下げる力となり総合的なブレーキ力は大きくならない。そこで第3の排気バルブを設け、ブレーキ時にこれを開閉することで膨張行程のシリンダー圧力を逃がす。エンジンブレーキや排気ブレーキ能力はエンジン排気量に比例するため、高過給率の高出力インタークーラーターボ車では、...
  • 同相操舵
  • -same direction steering between front and rear wheels
前輪の操舵に応じて後輪の舵角を制御する4輪操舵機構において、前輪の操舵角方向と同相になる方向へ後輸を操舵するモードのことをいう。低速においては前輪と後輸の車体に対する角度から車両の旋回中心が決まるので、前輪のみを操舵する場合より車体側に旋回中心を近づけることができ、旋回半径を縮小できる。
コイルの中央部が膨らんだ、たるのような形をしたコイルスプリングのこと。非線形コイルばねの一種である。ばねを圧縮していくと、線開距離(隣り合う線材間の隙間)の短い部分から線間接触が始まり、それ以降、順次線間接触が進む。線間接触した部分はばね作用がなくなるので、線間接触が進むにつれてばねが硬くなるという非線形ばね特性をもつ。最大圧縮時のばねの高さを低くできるので、サスペンションレイアウト上、高さ方向...
複輪ともいい、大型トラック、バスの後軸許容荷重を増加するために、1軸の片側に2個のタイヤを装着した構造のこと。許容荷重を大きくするとともに、加速、減速力も増すことができる。悪路走破性の向上も期待できるが内側タイヤの負荷は厳しい。複輪間隔はJATMA規格の寸法を用い、タイヤ同士の干渉を避ける。大型トラック専用であったが、1970年代に小型トラック、いすゞエルフやマツダ・ボンゴが軽トラック用タイヤULTを補強し...
リターダーとは、摩擦以外のエネルギーを用いた減速システムで、降坂路などで車両を減速または一定速に制御するために、継続的に使用する補助ブレーキシステムのことである。内燃機関式リターダーは、燃料供給を中断したときのエンジンブレーキ作用を、さらに有効に活用するための協調システム。デコンプによりエンジンの内部抵抗を増すエンジンリターダー(三菱トラック、バス)と、排気ガスの背圧を利用して行う排気リターダー...
ウインドウガラスの霜(曇り)取り装置のひとつ。熱線をガラス内側にプリント配線して、通電による熱で付着した霜や曇りを除去する仕組みで、おもにリヤウインドウ用として装備されている。寒冷地仕様車では、フロントウインドシールドに同様な機構を設けたクルマが一般的。これは、ガラスに凍結したワイパーを作動できるようにするための工夫で、ワイパーデアイサーと呼ばれる。
(during/ under) brakingブレーキング時、車輪がロックしたときの摩擦係数をいう。制動時のμ-s特性図で、スリップ率s=100%時の摩擦係数である(μ-s特性図を参照)。一般に制動摩擦係数はs=10~20%の間で最大になり、sの増加とともにロック状態のs=100%まで低下する。その結果、車輪がロックすると制動停止距離が伸びるとともにタイヤ横力が発生しなくなって横方向のグリップを失い、操舵性を損なうので車輪のロックは極力...
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2つのローターユニットからなるロータリーエンジン。1ローターエンジンでは、エキ...
パワードリフト
旋回中に駆動力をかけてドリフトさせることをいう。FR車において、前後輪の横滑り...
ピストンクリアランス
ピストンとシリンダーの隙間。ピストン隙間ともいう。ピストンは一様な円筒状では...

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