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アトラスベースキャンプ・キャンピングコンセプト

頑丈なベースキャンプ・スタイリングパーツとカスタムグラフィックを採用したアトラスベースキャンプ・キャンピングコンセプトは、アウトドアをより身近なものにするコンセプトカーだ。2022年型アトラスSEL VR6 3.6L 4Motionをベース車両にしたコンセプトカーとして、H&Rレイズドサスペンション、ストリートパフォーマンス車高調、TRAK+ホイールスペーサーが追加され、何処へでも行ける走破性仕様に仕上げられている。カスタムフラッドライトにフロステッドグラファイトの17インチホイールに245/70R17オールテレインタイヤを装着し、アグレッシブなルックスとなっている。
コンセプトカーにはフォルクスワーゲン製クロスバーとバスケット&サイドオーニング、さらに、キャンプ用エアマットを膨らませるためのNSV 2in1エアポンプのプロトタイプをトランクエリアに搭載している。その他にもフルディスプレイミラー、タブレットホルダー、エアマットレス、キャンピングライト、消化器など先進装備やアウトドア志向のアイテムが数多く搭載されている。
タオスベースキャンプ・アクティブコンセプト

タオスベースキャンプ・アクティブコンセプトは、2022年型タオスSEL 4Motionをベース車両に、アトラスコンセプトカーと共通の頑丈なベースキャンプパーツとグラフィックスが追加されている。ホイールも同型の17インチホイールと225/55R17オールテレインタイヤを装着、H&RスプリングとTRAK+ホイールスペーサーによるリフトアップサスペンションを装備している。エクステリアには、ベースキャリアバーやサイクルラックを装備。内層にはアトラスコンセプトと同様の装備を搭載。カスタムカーゴディバイダーとカスタムトランクフラッドライトは、外出先でもギアの整頓と視認性向上に貢献する。コンセプトカーにはMarinクロスバイクと自転車用ヘルメットがパッケージに加えられている。
ID.4 EVドローンコマンドコンセプト

米国フォルクスワーゲンはテネシーバレー公社と協力し、2030年までにセダンとSUVと100%電気自動車にする目標を掲げており、その初期段階としてID.4 EVを使用した1年間のテスト走行を通じた分析の実施を決定している。このテストの一環としてフォルクスワーゲンは2023年型 ID.4 AWD Pro S を「モバイルドローン対応車」として改造した。
このテスト走行の認知度を高める目的でエクステリアには専用グラフィックスが施され、トランクにはドローンと現場機材を収納するカスタムストレージがあり、ポータブルパワーステーションも装備されている。さらに、ルーフラックとサイドオーニングで汎用性を向上。H&R TRAK+ホイールスペーサー付き18インチホイールと245/60R18オールテレーンタイヤがSUVの高い走行性能を確立させ、ヘビーデューティサスペンションが追加装備の重量を支えている。また、サイド&リアの投光器が現場到着時の救助活動を支援し、デジタルバックミラーがオペレーターの視界を最適に保つ役目を果たす。