新宿中央公園・水の広場ではZEVの展示が開催されていた(20日も開催)。そのなかで目を惹いたのはカワサキのブースだ。


まずは2024年の市販化を目指すハイブリッドモーターサイクルのプロトタイプだ。自社開発のストロングハイブリッド型エンジンを搭載し、燃費の良さと高い走行性能を両立しているという。モーター走行またはモーターとエンジン併用走行の切り替えが可能。



その隣には、水素エンジンが展示されていた。これは、カワサキモーターサイクルのトップエンドモデルであるNinja H2のスーパーチャージドエンジンをベースに直噴化し、圧縮気体水素を燃料とする研究用エンジンである。

その前には3輪の自転車……のような乗り物が。これがカワサキモータースが開発する電動3輪Vehicle「noslisu(ノスリス)だ。川崎重工の社内公募制度「ビジネスアイディアチャレンジ」から生まれた電動3輪ビークル。日本では2023年春の発売を目指している。

ちなみに、クラウドファンディングで発売した際の価格は
電動アシストタイプ(NB-01)が27万円
フル電動タイプ(NA-01)が32万円だった。
フル電動タイプは、EV扱いになるので、普通免許(AT限定可)が必要だ。航続可能距離は電動アシストタイプ50km、フル電動タイプで65kmとしている。




運転には普通自動車免許が必要だが、車検は不要、ヘルメットの装着も不要である。なんとも気になるモビリティだ。